いってんの沖縄食べ物とスポーツと酒

呑ん兵衛なうちなんちゅの備忘録

さしみや五坪



那覇空港→羽田→帯広→富良野→旭川→滝川→札幌の2泊3日強行スケジュール。
いやな予感はしていたけど、那覇→羽田の発着遅れで初日に帯広に入れず。。。
実に無念。酒場も決めてあったし、〆で豚丼だと楽しみにしていたにのなぁ。

しかし、寝床は探さねばならない。
テキトーに蒲田駅周辺で西鉄ホテルを急遽とるが、やはりきちんと調べる事は大事だと思い知らされた。
降りた駅、京急蒲田駅からは、約2キロの道程プラス、横殴りの雨。
「キ・ツ・イ!」
土地勘がないのであっちこっち迷って、何を血迷ったのか?入ったホテルは東横イン
ボク
「宿泊手配しましたKKです」
ホテル受付
「確認します・・・」
「こちらでは予約が無いようですが、近くの東横インと間違えていませんか?」
急いでPCで手配確認するボク。
一生懸命、近くにあと二件あるという、東横で宿泊手配されているか連絡する受付のお姉さん。
此処でホテル違いに気付き、深くお詫びをしてホテルを後にするボク。
ホテルに着いたボクは、疲れ切っていたが、此処は若い時分の思い出が残る鎌田。
酒場を求め散策しましょう。

ホテルは西口。
東口まで来て選んだ酒場は、吉田類の酒場放浪記2014年9月15日放送の「さしみや五坪」

まずはスーパ^ドライを一杯。
ぷは~、移動で疲れたので倍に美味い!



飲み物メニュー



アテメニュー



二階にも店があるらしいが確認していない。
ボクが呑んだとこは、こんな感じで10名ぐらいがキャパのUの字カウンター



神戸のお酒「菊正宗」
三杯呑んだっけなぁ?
女将さん曰く、「うちのは量が多い」
確かにこれで一杯350円はかなり安い。
淡麗、酸味控えめなんで呑みやすい。



〆鯖も500円とは安いよなぁ。
脂ノリノリで見事な締め具合で素晴らしく旨いのだ。



自家製ふわ煮とは豚の肺。
プリップリの食感はコンニャクの様だ。
東京らしい濃い醤油出汁が沁み、臓系の味はしっかりと残る。
これはクセになるかも。



特別注文の焼酎のソーダー水割りは、下町のボール。 
味はないが想いあり。



いや~、一見さんだったのでさくっと帰るつもりが、個性ある大将となじみ客のやり取りが面白い。
女将さんもやさしく、手が空いたときにはいろいろ話しかけてくれる。
あと一杯、もう一杯とずるずる呑んでいるうちに常連さんとも意気投合。
なんとも楽しい時を過ごしているうちに閉店時間まで居てしまった。
「下町に 流るる想い 梅の園」
常連同士で行われる、「最近見ないね」「○□らしいよ」と常連さんを案ずる会話に、それぞれ個性のあるキープボトル。
閉店間際に電話で常連のアテ取り置き。 店に来るなり、粋に酒を呑み、取っててもらったアテを喰う。
なんとも、素晴らしい様に、うらやましく思うボク。
想い或る最高の酒場ですね、此処は。




東京都大田区蒲田5-23-5
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