変わらない極上の素朴さが或る
徳之島 みよ食堂
ラーメン500円
ごはん 200円
高菜 50円
「付けますか?」と聞かれる。
ごはんの事である。
ラーメンはマストでショーケースにあるものが欲しければ追加注文をする。
届くまで10分ほど。
店内には、なじみの客人と店員との心地よい会話が響く。。。
ラーメンは飾りのないもの。
やわらかしっとりな麺。
スープは、ぼんやりとしてるというか、
油をまといながらも、やさしい。
きれいな飴色の三枚肉は素朴な結婚指輪といったところ。
なんたる矛盾。
ズルズル箸が止まらない。
麵をすすり終えてからが、美味しさの本領発揮。
甘辛い高菜をご飯に乗せ、沢庵をボリボリ。
残り汁で流しながら感じる口福。。。
気づけば器は空。
南風に
流れぬ雲や
徳之島
会計を済ませ見上げると、青空には壮大な雲がたたずむ。
額から流れる汗。
変わってしまった沖縄を想いながら、
変らない極上の素朴さが残る徳之島を羨むのであった。
↓地図URL〔徳之島観光連盟〕
http://www.tokunoshima-kanko.com/shop/miyo-syokudo/