いってんの沖縄食べ物とスポーツと酒

呑ん兵衛なうちなんちゅの備忘録

食事処 がじまる(がじまる食堂)

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~K・Kうちなぁ食の見聞録~

創業36年!骨汁の元祖といわれる名店で黄身に恋する♪

食事処 がじまる

オムライス 550円也

骨汁(単品) 550円也

住所:北谷町上勢頭814-1

TEL:098-936-5968

営業時間:10:00~21:00

定休日:日

駐車場:有

食べログURL

https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470304/47004805/

 

2018年になり自身の中で妙にオムライス熱が上がる。

オムライス

嗚呼、オムライス

よく考えると不思議だ。

炒めたライスを卵焼きで包むシンプルなもので見た目はほとんど同じ。

だけど、中身は店によって違う。

なんたる素晴らしき飯矛盾。

何処のオムライスが最高で最強なんだろう?

ハイウェイドライブインを超えるものはあるのだろうか?

最高・最強の黄身を探す旅を続けるぼくの行く先は@がじまる。

炒め物が香ばしいここなら、最高・最強の黄身と出会えるかもしれない。

なんだかドキドキする。

 

店に到着。

10時半だというのに骨汁をほじる人でにぎわっている。

この調子だと骨汁、もう売り切れるのでは?

限定・・・ 食の煩悩に誘惑される。

ヤバイ、しにヤバイぞ...。

人は次から次に訪れ骨汁の注文を注げる

焦るぼく。

悩むぼく。

 

・・・二つ注文すればいいじゃないか!

問題解決。

骨汁を単品注文し骨をほじる音をBGMに刻を流す・・・

 

届いたお盆に咲く二つの恋(濃い)に思わずニンマリ。

なんとも美しいのである。

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骨汁は変わらず素晴らしく淡麗なスープに肉質抜群な骨が重なる。

北谷が誇る沖縄最高の山に涎が止まらない。

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そして、恋焦がれるオムライスは、着物を纏うものではなく、バスローブ姿のすっぴん生娘。

自分色に化粧を施し口にする...。

するとぼくは、思わず涙腺が熱くなった。

ケチャプライスは、香ばしくスパイスがきいて軽やか。

具のピーマン、玉ねぎ、にんじん、ねぎはシャキシャキ。

それに、豚肉とポークまでとは...。

骨をほじり、スープを飲み、時に骨汁を乗せたりして

黄身を口にする。

気づくとぼくはすべてを奪っていた。

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求めたる

 キミに出会いて

                      奪わるる

ふらり心や  彼方去り行く

 

求めていた理想の黄身と出会うことが出来た。

ぼくの旅は終わったのかもしれない。

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