~K・Kのうちなぁ食の見聞録~
戦国すずらん偏♪
ちゃんぽん 500円
渦巻く食の戦国時代。。。
まさに群雄割拠。
武士の酒は遠慮ない。
なので二日酔い。。。
しかし、戦いは続く武士たるもの腹が減っては戦は出来ぬ。
金城家の臓内評定により標的を定める。
狙いは自己矛盾な濃い者。
「臓共、出撃~!いざ、すずらん城へ」
13時すぎ到着する。
すでに複数で戦いは始まっている。
遅れてはいかん。
標的表(メニュー)を見る。
おそろしく安い煩悩の数々。。。
カツカレーと迷うが、初志貫徹。
決めていた標的を指名し、フラインパンを振るう音、妙に静寂な戦うものにつつまれながら刻を流す。。。
目の前にした標的に思わずニンマリ^^
黄色い艶は美しく煌き月如く。
立ち上がる湯気は風林火山の激しさ如く。
上に乗るカツ3枚は兜の如く。
食の煩悩を刺激する。。。
「こやつ、敵ながら、なかなかのもの者よのう。お手合わせ願おうか」
銀色に輝くスプーンを持ち戦いに挑む。
「むむ、かなり汁だくだぞ!臓共一気に行くぞ~」
味は濃いが出汁できかしたものなので軽やかに臓に流れてゆく。
ポーク、コンビーフ、きゃべつ、青菜、にんじん、たまねぎ。。。
野菜は、ほどよくシャキシャキ。
なんとも、リズミカルにスプーンが舞うのである。
途中、カツをすくい、淡いミニそばで口を休める。。。
荒れ狂う戦場の中、ふと、気づくと器は空になり、織田ちゃんぽんとの戦いが終わる。
そこには遺恨はなく、晴れやかな口福であった。
もののふや
胃心満たし
秋うらら
周り皆それぞれ、めずらしいくらい違うお好み標的と戦っている。
すべての者が美味い名城すずらん。
そう、戦いはまだ終わっていないのである。。。
つづく