この日は父の年忌で墓参りに健堅まで
帰りにここへ来たって訳だ
本店がよかったんだが、定休日だったんだよなぁ
明治38年創業の支店で、こちらは2004年の創業
本店は激混みだけど、ここは席数を多いのですんなり喰えるのである
沖縄そばの歴史は、明治35年宮崎出身の福永氏により、創業した「支那そば」が始まりといわれ、そのそばは、豚骨出汁で醤油を使っていたので、ラーメンのように黒っぽい汁だったとされているそうだ
注文はそば大 650円也
赤肉はガシッとしたもので、三枚肉やわらかく、ともにアジクータ(味が濃い)
ともに遠慮なく分厚いので、かなり喰い応えがある
麺はツルツルぷりっぷりでなんとも啜り心地がよく、汁は遠慮なく鰹出汁がきいて、塩梅も強い
かまぼこも濃い目だ
ガツンと身体に沁みるよなぁ
「八重岳に 鰹がにじむ 頑固かな」
ここは、おじぃと一緒に喰った最後の沖縄そばでもある
遠慮ない鰹と塩梅に頑固だったおじぃをふと思い出す
感謝、後悔・・・様々な想いが交錯
言えるのは、今もおじぃはボクの心の中に間違いなく活きている
本部町字伊野波350-1