俺たちは天使じゃない
1989年
出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア、他
時間:106分
~嘘をつき続けた二人が一人の少女を救う~
脱獄劇をコメディドラマに仕上げた秀作。
一人の殺人犯に巻き込まれた二人の囚人。
逃げ込んだ町~
「旅人には親切にしなければいけない」
最初の嘘をつく二人。。。
目指す先は同じだ。
逃げ込んだ町でも嘘をつき続ける二人。
嘘がきっかけで新婦になる。
その嘘が待ちの人々を巻き込んで行く。。。
嘘をつき続ける二人だが、
町の人と触れ合う事でそれぞれの居場所が出来行く。
目指している先は一緒のはずが、
価値観に違いが生じる。
ターニングポイントは、
一人の耳の聞こえないの少女と、
その母親。
基本、コミティカルに流れるが、物語の終盤、
ショーン・ペン演じる、ブラウン神父の嘘のない心の叫びの説教ですべたが変わる。。。
彼らは変わった。。。
自分ののエゴ。
自分だけが大丈夫だけであればどうでもいい。
そんな気持ちは彼らには無い。
少女を救い同じ道を目指していた男二人が、
それぞれの居場所を見つけ、
それぞれの道を行く。。。
この時代の映画はやっぱりよいなぁ。
本当の答えを観たものに考えさせる。
全部じゃないが今の映画は答えが出ている。
しかしそれは間違いではない。
それがトレンドでありマーケティングなのだから。。。