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呑ん兵衛なうちなんちゅの備忘録

第99回全国高校野球選手権沖縄大会

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沖縄県民にとって忘れることのできない特別な一日、6月23日「慰霊の日」
その6月23日が、私個人にとっても特別な一日になった今日。
第99回全国高校野球選手権沖縄大会。

大会三日目、北谷公園野球場第二試合、対、小禄高校戦が、カトリック高校野球部初の公式戦であり、息子が野球をはじめたその瞬間から、親子で目指していた夢の大会でもある。

 

球場に着き、暑い日差しの歓迎を受け、スタンドへ向かう。
そこには、第一試合である、前原高校対球陽高校の試合があった。
感慨深い想いがいっぱいになり、うっすら涙が出てくる。
「息子がここまで来た」
これまでの出来事が、一気に脳裏を駆け巡る。
長かったのか、短かったのか分からない。
楽しかったのか、苦しかったのかも分からない。
息子が野球を続けてくれた。
それだけが嬉しかった。

 

両チーム、シートノックを終え、黙祷を会場全員で捧げる。
そして、試合開始を告げるコールが球場全体に鳴り響く。
これにもまた、魂が揺さぶられる。

試合は初回から、小禄ペース。
初回、二回と得点を重ねられて行く。
3回裏、小禄の攻撃、1アウト、一、三塁の場面で息子がマウンドへ上がる。
1番をセンターフライ、2番はショートゴロに押さえ、小禄高校のスコアボードにはじめて0が入る。

4回、カトリックの攻撃。
1番、久松がしぶとく、ファーストの頭を超える内野安打で出塁。
2番、宮良が送って、富盛が四球でつなぐ。
4番、普天間ダブルプレー崩れの間に、待望の得点1がスコボードに記される。
ヒット1本がこんなにも嬉しいとは。
得点1でこんなにも感極まるものとは。

4回裏、変化球でストライクが取れない息子のストレートを狙われ3失点。
5回、小禄、4番大城のライトオーバーの長打で2得点。
ここで、カトリック高校野球部、最初の夏は終わった。

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9回までもってくれれば、と願っていたこの試合、その想いは叶わなかった。
小禄高校野球部三年生は、この大会のため、これまで必死に取り組み、想いを積み重ねてきた。
結成して、3ヶ月のチームとは重み、想いの差は大きい。
勝ち負け結果はどうであれ、試合で、小禄高校野球部の先輩方から、野球に対する姿勢、取組み、想いを学んでほしいと思っていた。
のちに選手、各々に話を聞くと、先輩方の試合にかける想い、迫力を感じとっていたみたいだ。
これは今後、大きな財産となる。
小禄高校野球部の皆様には、試合の場でカトリックの選手が学ばせていただいた事に感謝。
試合、ありがとうございました。

この大会出場にあたって多くのご支援がありました。
特にマスコミ各位様。

沖縄テレビが放送する。
沖縄スポーツ応援番組、青春エンジン!
団長を務める、末吉功治様
スタッフ様

沖縄テレビ

琉球放送
QAB琉球朝日放送

沖縄タイムス者様

琉球新報社

おきなわ野球大好き様

大変ありがとうございました。

そして、
会場に応援にきていただいた皆様。
野球おやぢ仲間。
宜野湾ポニーズのOB父母。
最高なGアニキ。
なにわのNさん。

嬉しかったです。
皆様、本当に応援、ありがとうございました。

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