お台場から浅草へ・・・
やっぱり日本人たるもの一度は浅草を見ないとね、と皆を連れ立ってきた。
ここで土産用のせんべいを買った。
ん~、20年ぶりくらいかなぁ 来るのは
浅草は変わったとよく聞くけど、
外国人だらけにはなっているけど、
正直、前を覚えていないので分からないなぁ
ただ、間違いなく、浅草に来るとテンションあがるのだ
で、大正11年創業のときわ食堂で軽くつまんで一杯と思っていたら、中休みだった・・・
何かないかなと探していたら、よさそうな洋食屋さんを発見する
店内
メニュー
まずは、スーパードライをね×2 ぷは~、
注文は‘ロースカツ単品‘
厚い衣はサクサクで、脂十分のロースはすごくジューシーだ。
ウスターソース、カラシはまさに東京スタイル。
美味しいお色直しだなぁ。
店主さんと奥様でこの日は店をされていて、二代目もいるそうだ。
奥様の沁み入る心遣いが、強く印象に残る。
最初、カウンター席についたんだけど、トイレに行っている間にテーブル客がいなくなると、「お荷物が多いから、どうぞ、テーブル席へ」と案内され、帰り際には、荷物を一まとめにできるように大きな紙袋をいただいた。
大将とも会話が盛り上がり、沖縄へは石垣島へ一度行ったことがあるそうだ。
浅草もだいぶ様変わりしたこと。
商店街は、コザ一番街のように住居の一階をお店にして貸し出していること。
この三代続くとん久さんは、創業50年であり、この場所で六代、250年住んでいるというから、まさに浅草の歴史を見続けてきている一家で、なるほど、浅草の話が尽きない訳だ。
奥様に案内された奥の座敷で教えてもらった版絵。
見て何か気づくだろうか?
五重塔が右側にあるのだ。
942年に建築された五重塔は、戦火により1945年に消失。
その後1973年に再建されたので、この明治18年に作成された版絵は歴史的にも非常に貴重だと思う。
「桜舞い ふとめぐり会う 五重塔」
目的の飯屋に行けなかったけど、かわりに大きなものを得て、想いを知ることができた。
ボクは非常に巡り会いの運をもっていると思う。
東京都台東区浅草1-2-6
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13077865/