この日はとぅじ、娘で夕飯兼ねて此処へ来た。
車通りは結構あるんだけど、ひっそり?とある酒場なので、最近まで知らなかったのだ。
二回目の今日は、どんな肴があるのだろうかと胸躍らせる。
まずはモルツを一杯。
ぷは~、美味いね! ここのはしかし、丁寧だ。
こちらが今回のお品書き。
肴に備えて七笑いを注文。
二合呑んだ。
椎茸の魚介詰め焼きは、外は香ばしく、中は濃醇。
なんとも素晴らしき旨さ。
豚バラとルッコラのサラダ。
ハーブと豚の相性は抜群だね。
おぼろ豆腐の小鍋仕立て。
やわらかい食感にやさしい。
なんとも雅な一品。
茄子味噌グラタン。
これまた外は香ばしく、中は濃醇。
これも素晴らしく旨い。
なるほど、これがスタイルなのかな。
かぼちゃチーズの茶巾着揚げ。
絶妙な中身の加減に、みんな幸せになる。
鶏とキノコのチーズ蒸しは、まさに芸術の一品。
見事にすべてが調和している。
お燗に神亀をと思っていたけど、品切れだったので七笑いを燗で注文。
風味がこうも変わるのは、日本酒の素晴らしき特徴だね。
〆に牡蠣のチャウダー。
これはまるで飲む宝石箱。
おそろしいほどの旨味がつまっている。
後のコーヒーとお口直しはサービス。
いや~、素晴らしき酒、肴、そして人。
此処はまさに雅を感じる酒場。
店主さん、お姉さんの気配りも抜群。
娘が一緒だったので味付け、飲み物など配慮してもらった。
「枯芒 ひっそり光るは 雅かな」
満足しかない事に感謝。